飯島しずかさん

獣医学を学んでいるミス理系コンテストファイナリスト飯島しずかさん(2016/04/05)





飯島しずかさん

日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医学科 5年
CanCam・Ray読者モデル、サロンモデル等で活躍
2014年度ミス理系コンテストファイナリスト


メインインタビュー

-ミスコンに出ようと思ったきっかけについて教えて下さい。
―当時、塾講師のアルバイトで数学を教えていました。数学のセンスがあるな、と思っていた高校1年の女の子に理系を考えてみたらと進めてみたのですが、即答で「理系は暗いから嫌だ」と言われました。それがショックで、そのようなイメージが進路選択の幅を狭めていると思いました。また自分は学生生活を過ごしていて理系は暗いな、と思ったことはなかったので、そのような暗いイメージがあるなら変えたい、と感じたのがきっかけです。

-ミスコンはどのようにして知りましたか。
−前年度にミスコンに出ていた人が知人でした。このことがミスコンを知るきっかけでした。

-ミスコンを通して得たものや変化などはありますか。
―身近な人のサポートが心の支えになり、家族や友達、大学の先輩の存在の大きさを改めて気づきました。 遠方に住んでいる友達からも連絡が来て「頑張ってね」や、買い物行った時に全く知らない人から「ミスコンに出てますね」と言われたこともあります。自分の知らないところで見てくれている人はいるのだなと感じました。

-普段取り入れている美容法などあったら教えて下さい。
―ストレスを溜めないことです。
なるべく人と話したり、外に出て体を動かしたり、散歩に出たりして、ちょっとしたストレス発散を積み重ねて、なるべく内に溜めないようにしています。

-趣味などあったりしますか。
―ゴルフや将棋です。
友達がやっていて面白そうだな、と思ったものに挑戦しています。 趣味を広げることもストレス発散につながると考えています。

-新しいものを始めるのには億劫になってしまいがちですよね。
―完璧にやろう、と思わず人並み以下でもその遊びをちょっと知るくらいの思いで始めた方が気軽にできると思います。
理系の人は何かをやり遂げるには完璧にしたい、という思いがあるかもしれません。そのことは一旦忘れて、純粋に、どうやってやるのかな?という気持ちで始めたら負担にならずにできると思います。

-飯島さんには2月に行われたリケチェン!主催の「Rikei Girls Collection」にも出演していただきました。RGCに出演しての感想を教えてください。
―すごく楽しかったです。
1つのことに向かって頑張っている姿を見て、良い刺激を受けました。
またカラーコーディネーターの方に、あなたはこのような感じだからこのようにコーディネートした、と言われて、自分では気がつかなかった面に気づくことができ、良い経験となりました。

-RGCがファッション×科学のイベントだったことに関連して,好きなファッションの系統を教えてください。
―髪の毛を切る前まではスカートが多かったのですが、最近はパンツスタイルが多いです。シンプルだけど可愛さがあり、ちょっと大人な感じが好きです。

-では、リケチェン!らしく大学生活の話も聞いてみたいと思います。獣医学部ということですが獣医学部は医学部とどのようなところが異なりますか。
―医学部の子と話したりするのですが、浅く広くという部分が獣医学にはあるかな、と思います。
実習の量も医学部より圧倒的に多く、実際にメスを入れたりもします。 実習だと魚の病気の魚病実習や牛や馬などの大動物実習などがあり、そのような面では医学部よりも幅広いです。
ただ6年という時間は限られているので深く、という部分に関しては医学部より劣るかな、と思います。 使っている教科書は医学部と一緒だったりします。

-学ぶ幅が広いと大変ですか。
―そうですね。小さいものだとミツバチも取り扱います。さすがに解剖はしないのですが、どのような病気があってどのように治していくかなどを学びます。
あとはダニの種類も学びます。

-ダニには種類があるのですね…笑
―はい(笑)20種類くらいあります。種類によって使う薬が違ったりします。

-学んでいて楽しかったり新しい発見があったりしますか。
―そうですね。自分自身、動物は好きでしたけどそこまで知らなかったので、日々発見の連続です。やはり面白いですね。
あと動物園や水族館に行った時に豆知識などちょっと喋れることもあります(笑)

-例えば、犬とか猫など専門は決めたりするのですか。
―決めるのは卒業してからですね。
卒業してから勤め先を犬猫専門の病院だったり鳥まで見る病院だったりと自分で選びます。

-卒業してから専門を決めるということは本当に全ての分野を学ぶという感じなのですね。
―そうですね。国家試験には全部出るのでそれまでは全て学びます。

-卒業したら獣医になる方が多いのですか。
―そうですね。学校にもよるみたいなのですが、私の大学は小動物に強い大学で7割くらいが小動物臨床に進んで、あとは牛、馬などの大動物に進む人、公務員になる人、製薬会社に勤める人、化粧品会社に勤める人など様々です。
都内の大学なので牛や馬の実習の時間がなかなか取れなく、それで小動物に強いそうです。逆に北海道にある大学などは近くに牧場もあったりして大動物の方に進む人が多かったりするそうです。

-思ったより卒業後の選択も幅広いですね。
―そうですね。そのことも大学に入ってから知りました。大学に入る前は皆、獣医になるのだと思っていました。

-獣医学ならではの実習とかありますか。
―あります。私は水族館へ実習に行きました。楽しかったです。 合計四日間行き、最初の二日がセイウチ、アザラシ、ペンギン、アシカの担当で後半はイルカの担当でした。実習に行くには自分で動物病院に電話したり、見学に行きたいと言ったりします。長期休暇は動物病院に行く人が多いです。

-獣医学科に進もうと思ったきっかけはやはり動物が好きだったからですか。
―そうですね。生まれた時には家に犬がいて、ずっと一緒に育ってきたので家族の一員でした。
医学部に行こうか獣医学部に行こうか迷った時期もあったのですが、最後の最後で獣医学部に受かって行くことにしました。

-文系と理系だったらやはり理系を考えていましたか。
―そうですね。元々、なんとなく理系の科目が面白いな、と思っていました。

-理系の魅力は何だと思いますか。
―周りの人を見て、すごく探究心あふれる人が多いと感じています。また、自分の目標をしっかり持っていて、それに向かって突き進んで行く人も多いです。そういう姿は素敵だなと思います。
尊敬する部分でもあるし見習いたい部分でもあります。

-今後の目標や将来の夢とかありますか。
―いずれ自分が大学に入るまで知らなかった生き物の面白いところなど少しでも伝えていけるようなお仕事ができたらいいなと思います。
あとは獣医としてですが、雑誌や新聞でコラムを書いてみたいです。

-最後にリケチェン!は女子高生の進路相談なども活動の一環として行っています。自分の進路に悩んでいたりする女子高生にメッセージがあれば教えてください。
―そうですね。進路選択に悩んだら、先人に聞くのがいいと思います。
また、それぞれ文系理系良いところはあると思うし、誰かに言われてとか親が決めてとかそういうのは絶対後悔すると思うので、自分で選ぶというのが一番後悔しない選択だと思います。
だけど最初から自分で選ぶとなると大変だと思うので身近な先輩に聞いたりするのが大事だと思います。



飯島さん、ありがとうございました。