瀧田佐登子さん

ウーマン・オブ・ザイヤーを受賞したキラキラウーマン瀧田佐登子さん(2011/04/14)





経歴

日電東芝情報システム(現 NECトータルインテグレーションサービス)入社
→2年半システムエンジニアとして活躍し、またプロモーションも手がけた
富士ゼロックス情報システム入社
→プログラム言語、C言語の講師等を担当
東芝入社
→6年間システムエンジニアとして活躍
東芝×Netscapeのプロジェクトに参加したことをきっかけにNetscapeよりヘッドハンティングを受ける
日本ネットスケープコミュニケーションズ入社
→SEとして製品開発およびプロモーションを担当
Mozilla Japan設立
2008年、ウーマン・オブ・ザイヤーを受賞
現在、Mozilla Japan代表理事としてご活躍中
学生時代は答えが一つに定まらない文系科目があまり好きではなかったという瀧田さん。
「人と違うこと」=「素敵なこと」と考え、理系ということを強みにしていた。
大学では、生化学を選択し、酵母菌の研究に没頭。
※生化学…生命現象を化学的に研究する生物または化学の一分野

メインインタビュー


―Firefoxとは何ですか。
―Firefoxとは非営利企業Mozilla(モジラ)が開発しているウェブブラウザのことです。
ウェブブラウザとはとっても簡単に言うと、インターネットをするために使うソフトのことを指します。
―もし、この記事をパソコンを使って見てくれているとしたら、まさに今見ているものがブラウザですね!

-そうですね。 Firefox以外にもInternet Explorer、Google Chrome、Safari、等があります。
Firefoxでは、使う人の好みに合わせて機能を追加出来る「アドオン」、家のパソコンと学校のパソコンやスマートフォンでなど複数のブラウザで閲覧履歴やパスワードなどを同期出来る「Sync機能」、 プライバシーに関わる情報を自動で削除するように設定できたり、セキュリティ面も安心など沢山の機能があり、その上非常に速いので便利です。

―私もFirefoxを使わせていただいていますが、とても快適です。Firefoxはソフトの設計図が公開されているので、著作権は守られながらも誰でもソフトを改良したりリリースできますよね。
―そうです。それをオープンソースと言います。
オープンソースだから色々な人が色々な機能を作ってFirefoxで使えるのです。
ー面白いですね。Firefoxは世界でのシェア率が30%ですよね。日本の学生の皆さんにも、よりFirefoxを使ってほしいです。

―瀧田さんがFirefoxに携わるようになったきっかけを教えていいただけませんか。
―1996年、Netscape Communicationsという会社から「一緒に働きませんか?」というオファーを受けたのがきっかけです。このNetscapeという会社が後に現Mozillaとなります。 初めはNetscapeのアメリカ支部でブラウザの開発をしていました。
ところでまきちゃん(インタビュアー)はもしブラウザで日本語が使えなかったり、日本語の言い回しがおかしく表示されていたらどうしますか。
―とても困ります!不便だし、何よりインターネット上で母語が使えなくなったら悲しいです。
–そうですよね。私がアメリカに初めて行った時は日本人でない人が日本語版のブラウザのチェックをしていて、日本語が正しく表示されていなかったのです。 その時、これではいけない。ちゃんと自分の国の言葉がしっかりと表示される仕組みを作らなくてはならないと強く思いました。それから試行錯誤を繰り返し、色々な人の協力で今では80ヶ国以上で母語がちゃんと表示されます。

―すごいですね!まさにソフトウェアの国際化ですね!
それから数年後、NetscapeがMozillaというグローバルなプロジェクトとして生まれ変わったことを機に瀧田さんが日本でも「Mozilla Japan」を立ち上げられたのですね。
私もパソコンは好きだけどプログラミングは難しそうです。
-実際、私も初めの頃はエンジニアとしての技術、知識が何もありませんでした。ただ、人と違うことをしてみたかったから始めた職でした。パソコンに少しでも興味のある人は臆病にならずやってみてほしいです。
「Tryなければ結果なし」だよ!

―では最後に高校生、大学生にメッセージをお願いします。
-何かを実現するためには何通りもの方法があります。一通りの方法だけにとらわれて成功と失敗を判断するのではなく、
「こうするためにはどうしたらいいのだろう?」
「こっちの切り口から考えてみたらどうだろう?」
と、あれこれ試行錯誤をすることが大切です。
みんなで「かっこよく」生きよう!私も生涯現役!「かっこいい」おばあちゃんになります!!

瀧田さん、ありがとうございました。

ブログでもインタビュー記事を掲載しています。ここには載せられなかったお話もあるのでぜひチェックして下さい!
 
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