実験・実習図鑑~リケジョ's experiment 情報編~

【導入】
理系といえば実験!と思う方も多いのではないでしょうか。理系は分野が幅広く、実験も多種多様に分かれています。そんなリケジョの実験・実習事情をインタビューを通して紐解きます。第二章は情報編です。

第ニ章 情報編

【実験内容:プログラミング】
・ではまず、情報の実験とはどんなことを行っているのですか。
実験と言うとまた少しニュアンスが違うのかなとは思うのですが、プログラムを書いてみてそれがどういう反応をするのか試してみる、というような意味ではそれが実験なのかなと思います。最近だとゲームを作りました。このコードを書くとどう反応するのだろう、と考えて試してみて、違ったらまた別のコードで試してみて、といった感じです。




・レポートの書き方でなにかこだわっている点や気をつけている点はありますか。
プログラミングのレポートを書く時には、もう一度自分の書いたプログラムを見直して、何が何を示しているのか上から順に一つずつ確認しながら書いています。私の学科では、プログラムを作った後に、必ずtexというソフトを使ってレポートを書くのですが、その内容が、プログラムに使った文字の意味を表や文章にして書いていく、というものです。それを抜け落ちがないようにしないとレポートの枚数も稼げないので、とにかく漏れなく書くように、確認を怠らないようにしています。

・1番の実験の思い出は何ですか。
友達が増えたことです.私はPCが大の苦手で、いつも友達に聞くのですが、そういうところで友達が増えました。大学生って本当に友達を作ることが出来る機会が少なくて、良かったと思いつつも、恩返しをしなければと思います。

・実験中での珍事件・大事件はありますか。
二重ログインによる電源落ちです。
プログラミングを行うソフトと調べる為のグーグル両方を同じ画面で見るのは見辛いと思い、隣のPCを使って自分の学籍番号でログインをしたら、両方共電源が落ちてそれまで書いていたプログラムはパーになってしまいました。
それ以降は、贅沢言わずに一台で我慢しています。

・情報系ならではの実験室あるあるを教えてください。
進捗状況をTwitterにあげる友達が結構います。
プログラミングを考えるのって、数時間で終わるような簡単なことではないので、それぞれの進捗状況をよく皆Twitterにあげています。プログラムの実行速度選手権なんかをグループでやっている友達もいます。

・実験室の雰囲気はどんな感じですか。
情報科の実験室はPC室になるのかなと思うのですが、PC室はただPCが沢山あるだけで、中学校・高校にあるPC室と何ら変わりはありません。PC内に元々入っているソフト等は違うのかも知れません。雰囲気は黙々と取り組むよりも、どうすればこの実行結果になるのか等を話し合いながらやっているので、割とざわざわしています。

【最後に】
情報の実験は謎が多かったのではないでしょうか。次回は第三章化学編になります。